1. 憧れを「下見」しに行くということ
将来、自分が理想とする場所で事務所を構えたい。そう考えたとき、僕が真っ先にしたのは「物件サイトを眺めること」ではなく、夜のオフィス街へ足を運び、その建物の前に立つことでした。
向かったのは、大阪・淀屋橋に佇む「芝川ビル」。昭和初期から続く重厚な空気感を纏った、近代建築の傑作です。
2. 「静寂のビジネス街」で見つけたコントラスト
夜のオフィス街は、昼間とは違う顔を持っています。立ち並ぶビルからは整然と明かりが漏れ、そこには規律正しくスーツを着こなしたビジネスパーソンたちが歩いています。
その洗練された、けれどどこか画一的な空気感の中で、僕は自分の姿を想像しました。 **「ここで、テアトラ(TEATORA)のセットアップを纏い、自分自身のビジネスを展開している僕」**の姿を。
周囲の会社員の方々と、少し違う角度からビジネスを切り開いていく自分。そのコントラストが不思議と鮮明に頭に浮かんだのです。
3. アファメーションは「思い込む」のではない
よく「アファメーションは、未来の自分になりきって言葉にすることだ」と言われます。けれど、ただ言葉を並べるだけでは、脳はなかなか信じてくれません。
今回、僕が芝川ビルの入り口から出てくる自分の姿をイメージしたとき、感じたのは「しっくりくる」という確信でした。
- 視覚: 重厚なテラコッタの壁と、夜の光。
- 触覚: テアトラの機能的な生地感。
- 感覚: 周囲との程よい違和感が生む、心地よい緊張感。
こうして五感を使って「未来を先取り」してしまうと、それはもう「願望」ではなく、自分にとっての「予定」に変わります。
4. 「しっくりくる」感覚が、未来を連れてくる
「ここで自分が働いているのは当然だ」という感覚。この**「しっくり感」**こそが、セルフイメージが書き換わった合図です。
一度この感覚を掴んでしまうと、脳は勝手にそこへ向かうための情報を集め始めます。言葉で自分を説得するのではなく、実際にその場所に立ち、その空気に触れ、自分をその環境に馴染ませてしまうこと。
未来を切り開く一番の近道は、意外にも「物理的にその場へ行ってみること」なのかもしれません。


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