昔の僕は、よく他人と比べていました。
音楽で結果を出している人。
結婚している人。
子どもがいる人。
年収が高い人。
起業している人。
SNSで影響力のある人。
同年代で活躍している人。
正直に言うと、全部羨ましかったです。
そして、そのたびに落ち込んでいました。
「なんで自分だけこうなんやろ。」
「なんであの人はできるのに、自分はできないんやろ。」
そんなことを何度も考えていました。
他人の成功が苦しかった理由
当時の僕は、他人が持っているものが欲しいと思っていました。
実績。
お金。
パートナー。
影響力。
でも今振り返ると、少し違った気がしています。
本当に羨ましかったのは、その結果ではありませんでした。
僕が羨ましかったのは、
「変われているように見えること」
だったのです。
自分だけが取り残されている気がしていた
当時は、
何をやっても変われない気がしていました。
頑張っているつもりでした。
努力もしていました。
それでも、
周りを見ると前に進んでいる人がいる。
結婚している人がいる。
夢を叶えている人がいる。
自分の居場所を見つけている人がいる。
その姿を見るたびに、
自分だけが同じ場所に立ち止まっているような気持ちになっていました。
だから比較していたのです。
比較をやめようとしても無理だった
よく、
「他人と比べるのをやめましょう」
と言われます。
でも僕には無理でした。
やめようと思ってやめられるものではなかったからです。
比較している自分が嫌になって、
さらに落ち込む。
そんなこともありました。
だから僕は、
比較をやめることを目標にするのをやめました。
比較が減ったきっかけ
大きなきっかけは、ブログでした。
ブログを書き始めてから、
自分について考える時間が増えました。
なぜ苦しいのか。
なぜ続いたのか。
なぜ辞めたのか。
本当は何をしたいのか。
そんなことを考え続けました。
すると不思議なことが起きました。
他人を見ている時間が減ったのです。
自分の人生を検証するようになった
僕は比較しなくなろうと努力したわけではありません。
自己肯定感を高めようとしたわけでもありません。
ただ、
自分の人生を観察するようになりました。
うまくいったこと。
失敗したこと。
続いたこと。
続かなかったこと。
その一つひとつを検証するようになりました。
すると、
他人の人生よりも、
自分の人生の方が気になるようになったのです。
比較の先に欲しかったもの
今なら分かります。
僕が羨ましかったのは、
結婚そのものでも、
成功そのものでも、
お金そのものでもありませんでした。
「自分も変われる」
という感覚が欲しかったのだと思います。
そしてその感覚は、
誰かと比べていても手に入りませんでした。
手に入ったのは、
自分自身を観察して、
試して、
修正して、
また試す。
その繰り返しの中でした。
まとめ
他人と比べてしまうことは、悪いことではないと思います。
僕も長い間そうでした。
ただ、比較の奥にあるものを見てみると、
本当に欲しいものは別にあるかもしれません。
もし今、
誰かを羨ましく思っているなら。
その人が持っているものではなく、
その人を見て何を感じているのか。
そこに、自分を知るヒントが隠れているのかもしれません。


コメント