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遊びに来たはずなのに、自分を理解する旅になっていた

宮古島に来た。

今回の目的は、プロフィール写真の撮影だった。

最初は、もっと軽い感覚だったと思う。
少し仕事をして、
少しリフレッシュして、
綺麗な景色を見て帰る。

そんなイメージだった。

でも、実際に来てみると、
今回の旅は少し違っていた。

ただの旅行ではなく、
「自分を深く理解する旅」になっていた。

目次

宮古島は、自分のルーツでもある

僕は母が宮古島、父が伊良部島の人間だ。

だから宮古島は、
観光地というより、
自分のルーツに近い場所でもある。

昔、小学生か中学生くらいの頃、
沖縄に来ると、
おばあの家によく行っていた。

その時に、おばあが作ってくれた宮古そばを今でも覚えている。

特別高級な料理ではない。

でも、不思議と記憶に残っている味だった。

偶然入った店で、記憶が一気に蘇った

撮影の合間、
くりま島のご飯屋さんに入った。

観光目的で探した店でもなければ、
思い出の店でもない。

本当に偶然入った店だった。

そこで宮古そばを食べた瞬間、
昔、おばあが作ってくれた味とあまりにも似ていて、
一気に記憶が蘇った。

その瞬間、
胸の奥がぎゅっと苦しくなった。

懐かしい。

でも、それだけじゃなかった。

もう戻れない時間や、
消えていく命の流れみたいなものを、
急に身体で感じてしまった。

ホテルに帰って、一人になった時に涙が止まらなくなった

外では泣かなかった。

撮影もあったし、
人とも接していたし、
たぶん無意識に気を張っていたんだと思う。

でもホテルに帰って、
一人になった瞬間、
涙が止まらなくなった。

自分でも、
何に対してここまで感情が動いているのか、
うまく説明できなかった。

懐かしさなのか。

寂しさなのか。

愛情なのか。

時間の流れなのか。

ただ、
「ああ、人の時間って永遠じゃないんだな」
ということを、
頭ではなく感覚で理解してしまった気がした。

今回の旅は、遊びではなかった

今回の宮古島は、
遊びに来た感覚ではなかった。

たぶん、
自分がどこから来て、
どこへ向かおうとしているのかを、
確認する旅だったんだと思う。

プロフィール写真を撮るために来たはずなのに、
気づけば、
過去の自分や、
家族の記憶や、
今の生き方と向き合っていた。

人は前に進む時、
未来だけを見るわけじゃない。

時々、
自分のルーツに触れることで、
ようやく前に進めることもあるんだと思う。

最後に

最近の僕は、
「これからどう生きるか」
ばかり考えていた。

でも今回、
宮古そばを食べたことで、
「自分はどこから来たのか」
を思い出した。

未来を見ることも大事。

でも、
自分の原点を忘れないことも、
同じくらい大事なのかもしれない。

サクガワトシタカ
AURA DESIGN代表
気づけば、人生の半分以上を同じ場所で過ごしていました。

そこしかないと思っていたからです。
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