最近、ふと考えたことがあります。
僕はこれまでの人生で、お金そのものを追い求めてきたというより、お金では買えないものを学んできた人生だったのかもしれない、と。
もちろん、お金が大切ではないと言いたいわけではありません。
お金があれば解決できる問題はたくさんあります。
生活の不安も減ります。
選択肢も増えます。
実際に僕自身も、お金の大切さを理解しています。
でも、人生を振り返った時に、本当に自分を成長させたものは何だったのかと考えると、そこにはお金では買えない経験ばかりが並んでいました。
富裕層と貧困層は正反対なのだろうか
一般的には、富裕層と貧困層は真逆の存在として語られます。
持っている人と持っていない人。
成功者とそうでない人。
豊かな人と苦しい人。
確かに表面的にはそう見えます。
でも、本当にそうなのでしょうか。
例えば、資産を何十億円も持っている人が最後に大切だと言うものがあります。
信頼。
健康。
家族。
仲間。
生きる意味。
どれもお金では直接買えないものです。
一方で、貧困層と呼ばれる人たちの中にも、それらを大切にしている人がいます。
助け合い。
家族とのつながり。
地域のコミュニティ。
人との信頼関係。
もちろん状況は全く違います。
でも、大切にしているものを見てみると、意外と似ているようにも見えるのです。
違うのは、選び方なのかもしれない
富裕層は余裕があるから、それらを大切だと感じる。
貧困層は生きるために、それらを必要とする。
選び方は違います。
そこに至る経緯も違います。
でも、最終的に握りしめているものは似ている。
そんな気がするのです。
だから僕は、
「富裕層と貧困層は表裏一体なのではないか」
と思うようになりました。
正反対に見えるけれど、本質を見ると意外と近い場所にいる。
そんな感覚です。
なぜ人はお金に執着するのか
ここで一つの疑問が生まれます。
それならなぜ、人はお金に執着するのでしょうか。
僕は、お金が欲しいのではなく、その先にあるものを守りたいのだと思います。
安心したい。
認められたい。
大切な人を守りたい。
自由になりたい。
将来への不安を減らしたい。
つまり、お金は目的ではなく手段です。
問題は、その手段がいつの間にか目的になってしまうことです。
すると、
もっと稼げば安心できる。
もっと評価されれば満たされる。
もっと成功すれば幸せになれる。
そう考えるようになります。
でも実際は違います。
不安はなくならない
以前の僕は、
ある目標を達成したら不安がなくなると思っていました。
でも実際は違いました。
不安はなくならない。
形が変わるだけでした。
お金がない不安。
将来への不安。
人間関係の不安。
健康への不安。
生き方への不安。
テーマが変わるだけで、不安そのものは存在し続けます。
だからこそ、
「お金さえあれば」
という考え方だけでは苦しくなってしまうのだと思います。
人は何を守りたいのか
僕は最近、
人生とは何かを手に入れるゲームというより、
本当に大切なものを見つけるゲームなのではないかと思っています。
そして、その大切なものを守るために働き、
学び、
挑戦し、
悩み続けているのではないでしょうか。
信頼。
安心。
成長。
仲間。
自由。
自分らしさ。
人によって答えは違うと思います。
でも、おそらくそれらはお金では直接買えないものです。
だから僕は、
人はお金が欲しいのではなく、
本当に欲しいものを守りたいだけなのかもしれない。
そんなふうに思っています。


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