周りの目を基準に生きていた
僕はこれまで、ずっと周りの目を気にして生きてきました。
どう思われるか。どう評価されるか。
それを基準に選んでいた時期が長かったと思います。
車を買ったときのこと
その中で、一つ印象に残っている出来事があります。
車の話です。
父が亡くなったあと、僕はこの仕事でやっていくと決めました。
これからここで稼いでいく。
その覚悟を形にする意味もあって、自分のモチベーションのために車を買いました。
正直、安い買い物ではなかったです。
でも、これからやるんだという自分への意思表示でもありました。
周りの反応
ところが、その車に乗っていると、周りから嫌味を言われるようになりました。
「儲かってるんか知らんけど」
「いい身分やな」
そんな言葉を、何度か聞きました。
それが嫌になって、僕はその車を手放しました。
自転車に変えた日々
「じゃあ、質素にすればいいんだろう」
そう思って、自転車に変えました。
往復23キロ。雨でも風でも、通いました。
でも、それでも終わりませんでした。
「アホなん?」
「なんでそんなことしてるん?」
また、違う形で言われる。
気づいたこと
その時に、ふと思いました。
**「何を選んでも、言われるんだな」**と。
いい車に乗っても言われる。
手放しても言われる。
だったら、もうどうしようもない。
他人の評価はコントロールできない
それまでは、どうすれば何も言われないかを考えていました。
でも実際は、何をやっても、誰かは何かを言う。
つまり、
他人の評価はコントロールできない。
そう気づいた時に、選び方が変わりました。
自分で決めるしかない
どうせ言われるなら、誰かのために選ぶより、自分で選んだ方がいい。
そう思いました。
それからは、
「どう思われるか」ではなく、
**「自分が納得できるか」**で選ぶようになりました。
もちろん、簡単ではありません。
今でも、周りの目が気になることはあります。
でも一つ違うのは、
その状態に気づけるようになったことです。
評価より、納得
評価を気にして選んだことは、あとで後悔することが多い。
でも、自分で決めたことは、
うまくいっても、いかなくても、納得が残る。
その違いは大きいと思います。
忘れられない一言
そして、自転車で通っていたあの時期に、
一つだけ、今でも忘れられない出来事があります。
一緒に仕事をしている人の中で、ある一人が、
僕の自転車に乗っている姿を見て、こう言いました。
「かっこいいな」
その一言でした。
正直、その頃の僕は、かなり追い込まれていました。
周りからは色々言われる。
自分でもこれでいいのか分からない。
そんな状態でした。
だからこそ、その言葉が、まっすぐ心に刺さりました。
帰り道、その言葉を思い出しながら、
涙を流しながら自転車をこいで帰った日もあります。
今思えば、あの一言に救われていたのかもしれません。
最後に
もし今、
周りの目が気になって動けなくなっているなら、
一度こう考えてみてもいいかもしれません。
何を選んでも、言われます。
だったら、誰かの評価に合わせるより、
自分で選んだ方がいい。
その方が、少なくとも自分には嘘をつかずに済みます。
そして、たとえ多くの人に理解されなくても、
どこかで誰かが、ちゃんと見てくれていることもある。
僕は、車と自転車の経験から、それを学びました。


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