僕はこれまで25年間、親世代の人たちと一緒に仕事をしてきました。
同年代と競うというより、
気づけばずっと“上の世代”の中にいる環境でした。
その中で、ずっと見てきたものがあります。
少しきつく聞こえるかもしれませんが、
それは——
「考え方を変えなかった人が、時間をかけてどうなっていくか」という現実です。
最初は、そこまで大きな差はありません。
同じ現場で、同じように働いている。
収入も、生活も、大きくは変わらない。
でも、時間が経つにつれて、
少しずつ違いが出てきます。
ある人は、
新しいやり方を取り入れたり、考え方を変えたりしながら、少しずつ前に進んでいく。
一方で、
「今までこうやってきたから」という理由で、何も変えない人もいる。
どちらが正しいか、という話ではありません。
ただ、10年、20年と積み重なっていくと、
その“少しの違い”が、やがて大きな差になっていく。
僕はそれを、かなり近い距離で見続けてきました。
ここで一つ、はっきりしていることがあります。
人は簡単には変われない
変わらないのは、怠けているからではありません。
むしろ逆で、「守ろうとしている」ことが多い。
- 今までうまくいってきたやり方
- 自分なりに築いてきた経験
それを否定することになるから、変えられない。
そしてもう一つ。
人は“変わらないように”できている
人はそもそも、変わらないようにできています。
今の状態を保とうとする働きがあって、
脳も「変化=危険」と判断してしまう。
だから、変わろうとすると、
- めんどくさい
- やりたくない
という感覚が出てくる。
それは意志が弱いからではなく、そういう仕組みです。
僕自身も、同じでした。
違和感があっても、
「まあいいか」と流してしまう。
本当は変えた方がいいと分かっていても、
今のままでも大きな問題はないから、動かない。
でも、その積み重ねが、あとから効いてくる。
僕が見てきたのは、
一瞬の結果ではなく、
**“積み重なった後の状態”**です。
変わるかどうかは、才能ではない
小さな違和感を無視するか、
ちゃんと向き合うか。
その差だけなんじゃないかと、思います。
これは誰かを否定する話ではありません。
むしろ、自分もその中にいたからこそ、
分かることです。
もし今、
「このままでいいのか」と思う瞬間があるなら、
その感覚は、たぶん間違っていない。
小さな選択が未来を変える
大きく変わる必要はなくて、ほんの少しでいい。
- 考え方を見直す
- やり方を変えてみる
- 環境を変えてみる
そういう小さな選択が、
数年後に大きな差になる。
25年間、同じ場所にいて、
僕が一番実感していることです。


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