僕は昔、本気で音楽をやっていた
僕は昔、音楽をやっていました。
ヒップホップから始まり、途中からギターの弾き語りに変わって、自分なりに表現してきました。
当時は、本気でした。
レコーディング機材もローンで揃えて、独学で使い方を覚えて、曲を作って、発信していました。
結果はどうだったか
正直に言うと、うまくいきませんでした。
少しだけお金になったことはありますが、生活できるレベルには到底届かない。
周りには、自分よりうまい人も、結果を出している人も、たくさんいました。
なぜ、うまくいかなかったのか
今振り返ると、理由ははっきり分かります。
自己表現だけに偏っていた
当時の僕は、「自分の気持ちを表現すること」しか考えていませんでした。
何を伝えたいか。
どう感じてほしいか。
そういうことは一切考えていなかった。
ただ、自分の中にあるものをそのまま出しているだけでした。
今思えば、それでうまくいく方が難しいと思います。
コンセプトがなかった
誰に向けているのか。
どんな価値を提供しているのか。
その設計が、まったくありませんでした。
勢いだけでやっていた。
だから、一部の人には「いいね」と言ってもらえても、広がることはなかった。
それでも意味はあった
じゃあ無駄だったのかというと、そうは思っていません。
あの経験があったからこそ、今の考え方があります。
「いいものを作るだけでは、届かない」
これは、かなり大きな気づきでした。
どれだけ良いものでも、どれだけ想いがあっても、
「誰に」「何を届けるのか」がなければ、届かない。
今との違い
今は、同じことをやろうとは思っていません。
・誰に向けているのか
・どんな変化を届けるのか
・なぜそれをやるのか
そこを先に考えるようになりました。
自己表現も大事ですが、それだけでは足りない。
相手がいて、初めて価値になる。
そう思っています。
最後に
もし今、
「自分のやりたいこと」をやっているのになかなか結果が出ないと感じているなら、
一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
それは“表現”になっているのか、
それとも“価値”になっているのか。
どちらが正しいという話ではないですが、結果を出したいなら、後者が必要になります。
僕は音楽でそれを学びました。
遠回りだったかもしれませんが、今となっては必要な経験だったと思っています。


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