世の中のあらゆる物事。
仕事、対人関係、家族、あるいは人生という大きなスケールの話に至るまで。
そのすべては、「マインド」の上に成り立っていると感じます。
多くの人は、「やり方(How to)」にこだわります。
しかし、本当に大切なのは、そのやり方の元となる「なぜそれをするのか」というマインドの方です。
マインドさえしっかり整っていれば、やり方というのは後から自然とついてくるもの。
極論、そこに執着する必要すらなくなります。
「思っていることを正しく実行するだけ」で、物事は自然と良い方向へ転がり始めるからです。
「マインドセット」は思考のテクニック
「マインド」と聞くと、どこか怪しいイメージを持つ人がいるかもしれません。
しかし、本来のマインドセットとは、きわめて論理的な「思考のテクニック」です。
私たちは、自分が育ってきた環境によって、無意識のうちに特定の「物事の捉え方」を刷り込まれています。
もし、その初期設定が「問題が起きた時に間違った方向へ捉えてしまう」ようなものだとしたら、どれだけ努力しても望む結果は付いてきません。
だからこそ、私たちは自分の脳を「しつけ直す」必要があります。
過去の環境で作られた古い回路を自覚し、ゴールに向かって正しく機能する新しい思考回路へとアップデートしていく。
この「脳のしつけ直し」こそが、人生の土台を作る作業になります。
思考のテクニックには「体力」が必要
ただし、このマインドセットを運用する上で、絶対に無視できない要素があります。
それが、「肉体的なコンディション」です。
思考のテクニックを使いこなすには、実は相当なエネルギー(脳の体力)を消耗します。
どれだけ優れたマインドを持っていても、人間である以上、寝不足や体調不良の時にはその機能が低下してしまいます。
普段ならさらっと流せることにイラッとしたり、ネガティブな捉え方をしてしまったりする時。
それはあなたのマインドが未熟なのではなく、単に「脳の燃料切れ」であることがほとんどです。
最強のマインドシフトは「まず寝る」こと
もし、自分のマインドがうまく機能していないと感じたら、自分を責める前にまず問いかけてみてください。
「昨日はちゃんと寝たか?」と。
「今日は調子が悪いから、無理に考えず早く寝て、明日の自分に任せる」
この判断ができること自体が、高度なマインドセットを身につけている証拠です。
理性(前頭葉)をしっかりと休ませ、体力を回復させる。
その物理的な基盤があって初めて、私たちが整えた「思考のテクニック」は最大のパフォーマンスを発揮します。
根っこを整えれば、人生は軽やかに動き出す
やり方という「枝葉」に惑わされず、マインドという「根っこ」を整える。
そして、その根っこを支えるための「体力」を守る。
人生を変えるために、特別な才能はいらない。
必要なのは、脳の向きを整えること。
そして、その脳を動かす体力を守ること。
すべては、「マインド」の上に成り立っているのです。


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