「考えすぎて行動できない僕が、繊細さを武器に変えられるようになるまで」

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繊細さはずっと「弱さ」だと思っていた

昔の僕は、よくこう言われていました。

「繊細やな」
「そんなことで落ち込むなよ」

友達の何気ない一言や、
男女関係での価値観のすれ違い。

周りからすれば小さなことでも、

僕の中では何度も考えてしまい、大きく引っかかる。

そしてそのたびに、

「自分が弱いんやな」
「自分がおかしいんやな」

そう思うようになっていました。


「分かってもらえない」が、考えすぎる癖を強くしていった

繊細さは、自分の中では当たり前の感覚です。

でも周りからすると、

「気にしすぎ」
「考えすぎ」

で終わることが多い。

それが続くと、

自分の感じ方そのものを
否定されているような感覚になっていきました。

そして次第に、「自分の感じ方は間違っていたのかもしれない」と、

自分の中でさらに考え込むようになっていきました。


「過去の失敗を考えすぎて、動けなくなっていた」

さらに厄介だったのは、
過去の経験をそのまま判断材料にしていたことです。

一度傷ついた経験があると、
似たような場面になっただけで、

その時のことを思い出してしまう。

そして「また同じことになるかもしれない」

「自分には無理やわ」と、まだ何も起きていない段階で結論を出していました。


『嫌われる勇気』で気づいたこと

そんな自分の考え方を見直すきっかけになったのが、

「嫌われる勇気」という本でした。

その中で印象に残っているのが、

過去の出来事を理由にして
「できない」と決めているだけだという考え方でした。

正直、最初はきついなと思いました。

でも自分の行動を振り返ると、
思い当たることがいくつもありました。


「考えすぎて行動できなかった原因は、過去そのものではなかった」

例えば、
過去に対人関係でうまくいかなかった経験があったとします。

でも次に出会う人は、
その時の相手とは別の人です。

状況も違えば、関係性も違う。

それなのに僕は、

「前もうまくいかなかったから今回も無理」

と決めつけていた。

問題だったのは過去そのものではなく、その過去を使って、

まだ起きてもいないことまで悪い方向に考えていたことでした。


考えすぎることで、自分で可能性を閉じていた

本来やるべきだったのは、

「どうすれば対処できるか」を考えることでした。

でも僕はそれをせずに、

過去を引っ張り出して、「また同じことになるかもしれない」「やめておいた方がいい」と、
やらない理由にしていた。

考えているつもりでも、

実際には行動しないための結論を先に作っていたんです。
結果として、自分で自分の可能性を閉じていました。


繊細さは「止まる理由」にも「進む力」にもなる

ここで、繊細さの捉え方も変わってきました。

これまでの僕はこうでした。

・繊細だから傷つく
・だから無理

と考えていました。

でも逆に言えば、

繊細だからこそ人の反応や小さな変化に気づける。
気づけるなら、事前に対処したり、距離の取り方を変えたり、

次の行動を選ぶこともできます。

繊細さは、行動を止める理由にもなるし、進むための材料にもなる。

そう考えるようになりました。


「考え方を変えると、行動が変わる」

同じ自分でも、
どう捉えるかで次の行動が変わります。

・傷つきやすい → だから避ける

と考えれば、行動は止まります。だけど、


・気づきやすい → だから活かす

と考えれば、次の一歩につながります。

大きく自分を変えなくても、考え方を少し変えるだけで、
選ぶ行動は変わっていきます。


考えすぎる自分の「扱い方」を覚えていく

考えすぎること自体を、完全になくす必要はないと思っています。

大事なのは、その考えを全部まともに受け取らないことです。

つまり、どう扱うかです。

何を受け取るか、どう解釈するか、そしてそれを次の行動にどうつなげるか。

その扱いを少しずつ覚えていくことで、考えすぎる自分は負担だけではなく、

使える力にもなっていきます。


「考えすぎる繊細さは、使い方次第で武器になる」

過去の経験は、

行動を止める理由にもなるし、
次に活かす材料にもなります。

繊細さも同じです。

弱さとして扱えば、自分を止める理由にもなる。
でも、自分が何に気づき、何を感じ、どう動くかを整理できれば、

それは、強みに変わっていきます。

僕はずっと、過去と繊細さを理由に動けなくなっていました。

でも今は、考えすぎる自分を否定するのではなく、

その力をどう使うかを考えるようになりました。

繊細さはなくすものではなく、扱い方を覚えるもの。

そう思えるようになってから、少しずつ前に

進めるようになっています。

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