「冷たい」と誤解されることがあった
昔から、僕はよく「冷たい」と勘違いされることがありました。
でも自分の中では、むしろ逆でした。
何も考えていないどころか、ずっと考えていたんです。
相手の言葉の意味。
空気感。
距離感。
なぜ違和感を感じたのか。
どう伝えればいいのか。
この言葉は相手にどう届くのか。
そういうものを頭の中でずっと処理していました。
感情は見える。でも思考は見えにくい
感情は表情に出やすい。
怒る。
笑う。
悲しむ。
喜ぶ。
こういったものは外からでも分かりやすいです。
でも、思考は違います。
どれだけ頭の中で考えていても、それは外からは見えにくい。
だから、静かに考えている人ほど、
・反応が薄い
・無表情
・壁がある
・ドライ
・冷たい
そう見られてしまうことがあります。
でも実際は、頭の中が忙しいだけかもしれません。
返事が遅いのは、無関心だからではない
僕自身、会話をしていても、相手の話を聞きながら、
「この人は本当は何を伝えたいんだろう」
「なぜこの言い方になったんだろう」
「どう言えば伝わるだろう」
そんなことを考えていることが多いです。
だから返事が少し遅くなることもあります。
でも、それは無関心だからではありません。
むしろ逆で、ちゃんと考えているからこそ、簡単に言葉を返したくない時があります。
特に、人との関係性を大切にしたいと思っている人ほど、この傾向はある気がしています。
言葉を雑に扱いたくない
言葉って、簡単に使えるものだからこそ、雑に扱いたくない。
だから慎重になる。
でも世の中では、感情表現が豊かな人の方が「人間味がある」と見られやすい一方で、静かに考えている人の内側は見落とされやすい。
これは少しもったいないことだと思っています。
もちろん、考えていることが偉いわけではありません。
ただ、「反応が薄い=何も考えていない」と決めつけてしまうと、本当は深く考えている人を見落としてしまうこともある。
人を見る基準が変わった
僕自身も昔は、表情や話し方だけで人を判断していた時期がありました。
でも、自分が誤解される経験をしてから、人を見る時に少し変わった気がします。
静かな人。
言葉数が少ない人。
すぐに答えを返さない人。
そういう人ほど、実は頭の中でたくさんのことを処理している場合もある。
だから最近は、表情だけではなく、「その人がどんなふうに考えているのか」を見るようになりました。
思考は、外からは見えにくい
感情は見えやすい。
でも、思考は見えにくい。
だからこそ、人を理解するというのは、思っている以上に難しいのかもしれません。


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