「検索クエリ」という言葉を見て、僕は人間の孤独を感じた
最近、僕は自分のブログを分析するために、Googleの検索データを見る機会が増えました。
そこで「検索クエリ」というものを見ていたんですが、これは簡単に言うと、
“誰かがGoogleの検索窓に実際に打ち込んだ言葉”
のことです。
例えば、
- 「疲れた」
- 「人間関係 しんどい」
- 「頑張ってるのに満たされない」
みたいに、人は検索窓に“感情”を打ち込むことがあります。
そして今回、僕のブログには、
「マイナスをゼロにする努力」
という検索クエリが表示されていました。
つまり、誰かが実際にその言葉を検索して、僕の記事が検索結果に表示されたということです。
検索ボリュームだけで言えば、決して大きな言葉ではありません。
でも僕は、その言葉を見た時に妙に心に残りました。
なぜなら、こういう言葉を検索する人って、きっと“ちゃんと頑張ってきた人”だからです。
本音を出せない人ほど、“いい人”になっていく
責任感が強くて。
周囲に気を遣って。
迷惑をかけないようにして。
自分の感情よりも、空気を優先してきた人。
つまり、“いい人”です。
でも、本音を出せないまま生きていると、人は少しずつ消耗していきます。
周囲から見れば、
- 優しい人
- 頼れる人
- 落ち着いている人
- ちゃんとしている人
に見えるかもしれません。
でも、その内側では、
- 「自分は何を思っているんだろう」
- 「本当は誰かに支えてほしい」
- 「このまま利用されるだけなんじゃないか」
そんな孤独を抱えていることがあります。
立場がある人ほど、“役割”で生きるようになる
特に、立場がある人ほどそうです。
- 経営者
- 管理職
- 家族を支える人
- 人前では弱さを見せられない人
そういう人ほど、“役割”で生きる時間が長くなっていく。
すると、いつの間にか「自分の言葉」で話せなくなっていくんです。
もちろん、表面的なコミュニケーションはできます。
- 嫌われない会話
- 波風を立てない返答
- 空気を読むコミュニケーション
でも、それだけでは、人は深く繋がれない。
なぜなら人は、言葉そのものよりも、
「この人、本当にそう思ってる?」
を感じ取っているからです。
当たり障りのない言葉では、信頼関係は築けない
僕は最近、検索クエリを見ながら思いました。
検索ボリュームが大きい言葉って、誰もが使う“正解っぽい言葉”でもあります。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、当たり障りのない言葉ばかりを使っていると、人との距離は縮まりにくい。
なぜなら、人は“綺麗な言葉”よりも、
「その人自身から出てきた言葉」
に反応するからです。
それは恋愛もそうです。
友人関係もそう。
ビジネスも、コーチングも、全部そうだと思っています。
人は検索窓に、“感情”を打ち込んでいる
僕自身、検索クエリを見ながら、昔の自分を思い出しました。
僕もきっと、検索窓に“感情”を打ち込んでいた側の人間です。
だから今、思います。
大事なのは、検索ボリュームの大きさではなく、
“誰が、どんな気持ちでその言葉を検索したのか”
だと。
それは人間関係も同じです。
広く好かれる言葉より、たった一人に深く届く言葉。
正解っぽい言葉より、その人自身から出てきた言葉。
AI時代だからこそ、“本音”の価値が上がる
AI時代になって、綺麗な文章はいくらでも作れるようになりました。
でも逆に、“本当にその人が感じていること”の価値は、これからもっと上がっていくと思います。
だから僕は、上手い言葉を話したいわけじゃありません。
本音で話したいんです。
そして、本音を出せずに消耗している人が、
「この人の前では少し素でいられるかもしれない」
そう思える場所を作りたいと思っています。


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